連れづれなるままにアジア

はじめまして。アジアを中心に旅行していますがヨーロッパやアメリカに行ってみたいです(いついけるかは不明です)。※去年からの旅行記が未完のものを含めて多少あります。※※ブログ初心者なので拙い表現が頻出されます(気をつけねば(;´・ω・))

人生初インド ★ 1日目 ★

※注意※多少読みにくいかと思いますが、

    根気よくお付き合いくださいw

 

シロクマさん=父ちゃん、たぬきさん=主人公であるところの自分。

ヤギさん=たぬきさんの兄、10年前シロクマさんと一緒に旅に出た事がある。

 

[1日目,デリー,夜]

・客引きタクシーのドライバー,オートリクシャー,みんな黒くて怪しく見えた。

・オートリクシャーのおじさん,ゾステルホテルに連れて行ってくれなかった。ニューデリー駅前にいた,「駅の職員風のあやしいおじさんとグルなのか?」と思ったが,駅から離れたところにある駅の事務所に連れて行かれたとき,「あぁ、やはり騙されたようだ・・・」と思って渋々急こう配の階段で2階へ行った。そこで事務所の人が言うには困った人を見ると何かしてやりたくてここまで連れてきたらしいっと言っていた。

(オートリクシャーのおじさんが,ホテルまでの場所が分からなかったのだ)

 

オートリクシャーの乗り心地は最悪だったが,涼しいし,空気はカスだけど。ホテルへ向かう道の途中で「人間の限界を挑戦している」荷物運びの人が載せたはずの荷物が崩れて,気付かずに行ってしまった・・・。そんな中で鳴り止まないクラクション,バイクのミラーが外側ではなく内側に折り込まれている,後になって分かったが,インドの無秩序な交通ルールでは逆走やら,煽りやら数えきれない数の日本ではありえない,ことが目まぐるしく起こる。それを配慮してなのか?ただ勝手すぎるのか・・・。インドにきて分かった・理解したのは「ゴミ」の数が尋常でない!!というよりも肝心のゴミ箱が見当たらない・・・。後に経験するが,ゴミを燃やしてその周りに人が集まり楽しそうに暖を取っていることがあった。そのゴミを一か所に集めている光景を見つつ鼻をほじほじすると妙に炭のように灰色ないし黒色だった。すごく驚いた。だが空気は冷たく,霧が出ていたのでPM2.5のせいだとは思えなかった。そんなこんなで我々の1日目を終わらせ明日につなぐ宿「ゾステルホテル」を探すことになった。

 

 

 正直なところ、シロクマさんのスマホがなければこの旅は終わっていたと思う,なぜなら以前にも話した通りこの国の人の話は信じてはいけない。親切なところは良いが,知らないのに勝手に連れて行ってトラブルになるところだ。連れて行った本人は何もわからないが,こちらは無駄にエネルギーを使ってしまうからだ。あまりエコといえない。だがこれについては愚痴になってしまうので(もうすでになってるか汗・・・)このあたりでやめておこう。

 

 

 引き続き,ゾステルホテル探しに行こうではないか!!といったものの中々たどり着ける気配がない。電話しても出てくれない従業員はカスだな!と腹立っていた。だがそれがインドであり彼らにとってはフツーだから仕方がない,諦めよう。1軒2軒・・・5軒目ぐらい他のホテルに訪ねてようやく到着した。ゾステルホテルは世界各国のバックパッカーたちのよりどころとなっていたようだ。到着早々チェックインをしにシロクマさんは列に並び,たぬきさんは人間がダメになりそうなソファーで待っていた。すやぁ~寝てしまいそう・・・ふと目を上げると壁や天井,照明器具にアメリカンコミックの人気キャラたち,話題的にも新しいキャラが丁寧に描かれていた。そんなどうでもいいことを考えているとチェックインが済んでいたようだ。エレベーターで上がるのだが妙に段違いになっていてインドらしいと思った。疲れていたのでそのまま寝ようと思って部屋の扉を開けると・・・大きいベッド一つと小さすぎるベッド?が一つ。何だあれは??まぁ,いいやアレで。どうせ明日は5時起きでデリー→アグラからアグラで1日観光だからね。念のためストップウォッチでアラームを入れて寝た。

 

 

 ガサゴソの音で起きた。ん?物盗み?いや,違った。シロクマさんが荷物をまとめていた,4時30分ぐらいだったと思う。そこから歩いてアグラフォート駅まで行って,厳重そうなセキュリティーチェックのゲート(空港でよく見るアレ)を越えるのだが変だな。セキュリティ対策のための人がいない・・・。やる意味が全くない様だ。というよりチェックの人がいないので今のうちに通ってしまえ!と言わんばかりに急かしてくる(汗)音も鳴らずにそのままホームへ。ホームといえども改札はないし,何号車はこちらへの表示もない。あるのは売店と荷物預り所だけ。それにホームと線路の位置?高さ?深さが異様なほど低い。そしてインドの国鉄ディーゼル?一両が引っ張っていくので大阪の地下鉄のような高圧電流が電車の左側・右側についているわけでもない。だから電車がいない間は行き来自由。高い位置にある連絡橋が意味をなさない。これぞインドクオリティー。そうこうしている間に,我々が乗る電車が着いた。

 

インドの中で一番速い高速鉄道Bhopal shtbdi号でおよそ200km区間を2時間で走るという。速い電車の床はすごくきれいだった。ゴミ1つない。シロクマさんはしきりに驚いていた。やはり10年という時間の流れは意外にも良い方向へと進んでいるらしい。しばらくして新聞や水が配られ,簡素な朝食が配られてきた。機内食ならぬ車内食は紙袋に入った薄いブラウン色の食パンは腐っていなくて中々美味しかった( ´∀` )。イチゴジャムとバター・・そしてミニッツメイドのグレープフルーツジュース。あぁ~うまい。こういうのを素朴な味というのだろう。そのあとシロクマさんが言った「ベジコロッケ」は食べずに我慢してシロクマさんの胃の中へ。インドではベジタリアンが多い,それは宗教的な意味合いで肉を食べてはいけない宗教と食べてもいい宗教がある。それを考慮してこれまた小さい文字と記号で表現していた。そしてその「ベジコロッケ」の見た目は悪くない。うまそうだが,ここでインドという国を思い出してみよう。奴らの胃の強さは世界一といっても過言ではない,なので奴らの常識で揚げる油は古くても大丈夫だと,新しい油に変えずに調理していると。10年前,シロクマさんが来たときは「やばい」と感じたらしいが今回のはイケると思ったらしい・・・真相は神のみのぞ知る。